このページの本文へ

NTT東日本、11Mbps対応ワイヤレスダイヤルアップルーターセットを発売

2002年07月12日 16時06分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

東日本電信電話(株)は11日、小規模事業所や家庭向けに、最大11Mbpsの無線通信に対応したワイヤレスダイヤルアップルーターセット『IPMATE1600RDワイヤレスセットC』の販売を15日に開始すると発表した。価格は4万9800円。増設用ステーションカードは1万4800円。

『IPMATE1600RDワイヤレスセットC』『IPMATE1600RDワイヤレスセットC』

『IPMATE1600RDワイヤレスセットC』は、ネットワークとの接続機器であるダイヤルアップルーター『IPMATE1600RD』(本体)と、本体に無線LAN機能を付加するアクセスポイントカード『IPMATE1600RD-APC』、パソコンにセットして本体と通信を行なうステーションカード『IPMATE1600RD-STC』(PCカード)を組み合わせた商品。本体には接続インターフェースとして、WANポート、10BASE-T/100BASE-TX対応LANポート×3(スイッチングHub機能搭載)、USBポート、アナログポート×2、S/Tポートを搭載する。

有線LANのほか、最大11Mbps(IEEE802.11b準拠)の無線LANの構築が可能となる。無線LANの推奨接続台数は10台。ステーションカードをセットしたパソコン間でも、本体を介さずに最大11Mbpsの通信が可能となる。USBポートにパソコンを接続することでも、本体のLANポートに接続しているパソコンとの間でLANの構築が可能となる。

LAN接続端末にIPアドレスを自動的に割り当てるDHCPサーバー機能や、LAN内外へのアクセス制限を行なうIPフィルタリング機能、MACアドレスを登録していないステーションカードからのアクセスを制限するMACアドレスフィルタリング機能を搭載する。

さらに、ISDN回線(INSネット64、最大128kbps)やデジタル専用線(HSD、DA64/128)に対応し、ADSLモデムに接続することでフレッツ・ADSLの利用も可能となる。128kbpsでの通信時でも自動的に速度を調節し、電話機などのアナログ通信機器への優先着信が可能となるBOD(Bandwidth On Demand)機能を装備する。アナログポートは“ネームディスプレイ”とLモードに対応する。PIAFS(64/32kbps)通信にも対応し、PHS端末などからリモートでデータ通信が行なえる。設定はウェブブラウザーまたはアナログポートに接続された電話機から行なえる。

サイズと重量は、本体が幅48×奥行き200×高さ230mmで900g、APCが幅54×奥行き123×高さ5mmで44g、STCが幅54×奥行き115×高さ5mmで50g。STCの対応OSはWindows 98/98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP。

接続イメージ頭
接続イメージ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン