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マイクロソフトとJDC、Xbox向けファンド・プログラムの第1号プロジェクトを発表

2002年01月10日 20時24分更新

文● 編集部 田口敏之

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マイクロソフト(株)と(株)ジャパン・デジタル・コンテンツ(以下JDC)は10日、ゲームソフト制作支援プログラム“Xbox向けファンド・プログラム”の第1号プロジェクトが、(株)ハイウェイスターの3Dアクション・アドベンチャーゲーム『PILEDRIVER(パイルドライバー)』(仮称)に決定したと発表した。

Xbox向けファンド・プログラムは、JDCとマイクロソフトによる、独立系デベロッパーの支援を目的としたゲームソフト制作支援プログラム。具体的には、JDCから資金供給(ファンド投資)やマーケティング支援などを、マイクロソフトからはXbox開発キットの貸与を受け、ゲームソフトの開発を行なえるというもの。ゲームソフト制作会社が、Xbox対応のゲーム企画についてJDCとマイクロソフトによる審査を受け、承認された場合に適用される。

ゲーム『PILEDRIVER』は、ストーリーに縛られることなく自由な発想で楽しめる創造的なゲームだという。マイクロソフトとJDCは、発想の斬新さと、従来のゲームにはないオリジナリティーを評価しーに対して行なう。発売は12月の予定。

ハイウェイスターは、家庭用ゲーム機ソフトやデジタルコンテンツの企画・制作などを行なう企業。代表作としては、2000年9月に(株)カプコンと(株)ゲームアーツから発売された3Dシューティングゲーム『SILPHEED THE LOST PLANET』などがある。創業は'96年2月。本社は東京都渋谷区。資本金は1000万円。代表取締役社長は長船浩一氏で、従業員数は30名。『PILEDRIVER』は、同社名義で発表される初の作品になるという。

JDCとマイクロソフトは、同ファンドを通じて今後も独立系ゲーム開発会社へのサポートを積極的に展開し、ユーザーに魅力的なゲームタイトルを供給するとしている。

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