(株)ノバックは18日、パソコン用テレビチューナー/ビデオキャプチャーカード『Prime TV/Si(プライムティヴィーエスアイ)』を発表した。価格はオープン(予想価格は1万2800円)で8月3日に販売を開始する。併せて、パソコンとUSB接続できるビデオ機器『USB CATCHシリーズ』として、テレビチューナー『CATCH TV』、小型カメラ『CATCH EYE』、ビデオキャプチャー『CATCH VIEW』の3製品を発表した。いずれも価格はオープン。販売開始時期と予想価格は、CATCH TVが8月3日で1万2800円、CATCH EYEが7800円で8月上旬、CATCH VIEWが9800円で8月上旬。
『Prime TX/Si』 |
Prime TX/Siは、パソコン上にテレビ番組を録画できるキャプチャーカードで、2000年12月に販売を開始した『Prime TV/S』の後継機種。米Animation Technologes社が開発したボードを採用し、MPEG-1/2形式でテレビ番組の録画/再生が可能なソフト『honestech MPEG DVR 2.0』、AVI形式の動画ファイルをMPEG-1/2形式に変換するソフト『honestech MPEG Encoder 3.0』、動画ファイルをドラッグ&ドロップで編集可能なソフト『honestech MPEG Editor 2.0』が付属する。また、インターネット電子番組表“iEPG”に対応し、番組表をクリックするだけで予約可能という。さらに、ボタンを押すだけで、チャンネル/音声モード/表示モードの切り替えが可能な赤外線リモコンを添付する。対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000。テレビ視聴とAVI録画のみに対応したWindows 95/98/NT 4.0用ドライバーを同梱する。
『CATCH TV』 |
『CATCH VIEW』 |
CATCH TV/EYE/VIEWの3製品は、USB接続に対応したビデオ機器である“USB CATCH”シリーズの最新版。筐体の色を、従来のブルーからグラファイトに変更した。3製品のうち、CATCH TVは、テレビ番組をMPEG-1/AVI形式で録画できる外付けチューナー。iEPGに対応し、録画予約は番組表をクリックするだけで完了する。テレビ録画ソフト『honestech MPEG Recorder 1.1』、AVI形式からMPEG-1/2形式への変換ソフト『honestech MPEG Encorder 2.5』、動画編集ソフト『honestech MPEG Editor 1.1』が付属する。
『CATCH EYE』 |
また、CATCH EYEは、約30万画素のCMOSセンサーを搭載したパソコン用カメラ。MPEG-1/AVI形式の動画撮影のほか、静止画をワンタッチでキャプチャーできる“スナップショットボタン”を装備する。マイクロソフト社のテレビ会議ソフト『NetMeeting』などと組み合わせ可能という。さらに、CATCH VIEWは、ビデオ端子を装備した外付けビデオキャプチャーで、ビデオデッキ/家庭用ゲーム機/テレビチューナーなどから動画/静止画をパソコンに取り込めるというもの。CATCH EYEと同様にスナップショットボタンを装備する。CATCH EYEとCATCH VIEWの対応ソフトはWindows 98/Me/2000で、どちらも映像管理ソフト『CATCH Manager』をバンドルする。CATCH Managerは、動画ファイルの変換機能やアルバム機能を搭載し、キャプチャーした動画/静止画をメールに添付して送信可能。