またまたCPUクーラーに新製品が登場した。今週2製品目となるCPUクーラーは、ネーミングのユニークさで話題となったNENG TYIの“これで銅だ!!”シリーズ。
ひとつは、「これで銅だ!!1U」。製品名の通り、1Uラック用のCPUクーラーで、ヒートシンクとファンを横付けにして高さを抑えているのが特徴の製品だ。そのファンにはシロッコタイプのものを使用している。販売しているショップのひとつPCiN秋葉原の実験によると、ファンは吸い込み式でヒートシンク方向に風を吐き出すタイプのようだ。材質についてパッケージには「銅製のプレートと銅製フィン」を使用とうたっているのだが、フィンはともかくプレートがお馴染みの銅色をしていないため、本当に銅製なのかどうかは不明だ。サイズは高さが約28mm、ヒートシンク部の大きさは65×60mm、ファンの出っ張り部分は40mmとなっている(編集部計測)。フィンは、薄型のボンディッドフィンと呼ばれるもの(同社)を使用している。
もうひとつは「すべて銅だ!!2001」。見るからにゴツいヒートシンクがついており、5100rpmのNidec製ファンが搭載されている。同製品はヒートシンク形状がちょっと変わっている。通常のヒートシンクは底面からフィンが垂直に立っているだけだが、垂直に伸びるフィンから、もう一枚のフィンがそれぞれ枝分かれしているのだ。パッケージには「4方向から風が吹き出す新しいカバーデザイン」としているが、残念ながら上に搭載されているファンを外すことができなかったため、この形状による風向への影響は予測できなかった。。ただ、はっきりしていることは手にもった感じも重く、約40(H)×65(D)×62(W)mm(編集部実測)というヒートシンクサイズながら重量感がある。ファンの高さも合わせるとCPUクーラー全体の高さは約65mmにもなる。
29日現在の価格情報
価格 | ショップ |
---|---|
すべて銅だ!!2001 | |
\3,600 | コムサテライト3号店 |
\3,980 | PCiN秋葉原 |
\4,080 | 高速電脳 |
\4,280 | OVERTOP |
これで銅だ!!1U | |
\3,200 | コムサテライト3号店 |
\3,680 | OVERTOP |
\3,800 | 高速電脳 |
\3,980 | PCiN秋葉原 |