ティーディーケイ(株)は14日、3Dサラウンド機能とCD-R/RWライティング機能を搭載したMP3圧縮編集ソフト『MP3 Audio Magicサラウンド』を発表した。価格は6800円で、21日に販売を開始する。
“コンポモード” |
同製品は、(株)ケンウッドが開発した圧縮音楽データの補間技術“Supreme/D.R.I.V.E”を搭載したMP3圧縮編集ソフト。MP3エンコードの際に欠落する音楽データの高音域を、20kHz以上の領域まで補間して再生するという。また、MP3エンコードエンジンにも、ケンウッド製のものを採用。さらに、3Dサラウンド機能には、カナダのQSound Labs社が開発したバーチャル3Dシステム“QMax for AudioMagic”を搭載。通常のスピーカーやヘッドホンでも、3Dサラウンドを擬似的に再現できるとしている。
“カーオーディオモード” |
そのほか、MP3/WMA/MIDI形式に対応したCD-R/RWライティング機能、CDケース用のジャケット印刷機能、米Gracenote社が提供するCD情報データベース“CDDB2”へのアクセス機能を装備する。対応OSは、Windows 98/Me/2000。動作環境は、CPUにPentium II-266MHz以上、32MB以上のメモリー、空き容量40MB以上のHDDを搭載したPC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。
『MP3 Audio Magicサラウンド』 パッケージ |
なお、『MP3 Audio Magic』の既存ユーザーは、6月下旬開始予定の“アップデートプログラム”を無償で受けられるとしている。