Seagateの主力ハードディスクである“Cheetah”の最新シリーズ“Cheetah 36XL”。先週登場した36.7GBモデル「ST-336705LW」に続き、今週は18.4GBモデル「ST-318405LW」と9.2GBモデル「ST-39205LW」が登場し、Ultra160 SCSIの68ピンインターフェイス採用ラインナップのすべてが出揃った。
SeagateのSCSIハードディスクにはCheetahと“Barracuda”があり、Cheetahシリーズはさらに回転速度15000rpmの“Cheetah X15”シリーズとそれ以外に分かれる。
今回登場したのは従来の10000rpmモデル(Cheetah 18XL/36LP)の後継。前シリーズが1プラッタあたり6GBだったのに対し今回のモデルは1プラッタ9GBに向上。内部転送レートは284~424Mbit/秒から320~490Mbit/秒へと大幅にアップしている。外部転送レートも31~50MB/秒、平均43MB/秒と非常に高速で、Ultra160 SCSI規格でも4台接続するとバンド幅を使い切ってしまいそうだ。シークタイムは5.2msから5.4msへと落ち込んではいるものの、転送レートの向上を考えれば大きなマイナス点ではないだろう。
キャッシュは4MBとなっており、インターフェイスは68pinの“LW”。同シリーズには80pin(SCA2)の“LC”もラインナップされているが、こちらはまだ市場に現れていない。
3モデルをすべて揃えたUSER'S SIDE本店では、9.2GBが2万9800円、18.4GBが4万1800円、36.7GBが6万9800円。特に小容量モデルは意外と購入しやすい価格になっている。
【取材協力】