シャープ(株)は2日、ノートパソコン『メビウスノートシリーズ』の新製品として、超高開口率技術“ワンダーピクス”採用の液晶パネルを搭載した『PC-XJ800R』、CD-R/RWとDVD-ROMのコンボドライブを搭載した『PC-MJ740C』、CD-R/RWドライブを搭載したAV対応の『PC-FJ520R』を発表した。価格はいずれもオープンで、予想価格は、PC-XJ800RとPC-MJ740Cが27万円前後、PC-FJ520Rが24万円前後。PC-XJ800RとPC-MJ740Cが31日、PC-FJ520Rが17日の発売予定。3機種ともOSにWindows Meを搭載する。
『PC-XJ800R』 |
PC-XJ800Rは、CPUにモバイルPentium III-700MHz、チップセットにIntel 440ZX、グラフィックスアクセラレーターにATI RAGE Mobility-M1を採用し、128MBのメモリー(SDRAM)、20GBのHDD(エンハンスドIDE接続)、書換え4倍速のCD-R/RWドライブ(書き込みは8倍速/読み出しは24倍速)を搭載する。また、低消費電力で高輝度の“ワンダーピクス液晶”を採用したSXGA+対応の14.1インチ液晶ディスプレー(解像度1400×1050ドット1677万色表示)、56kbpsのモデム(V.90/K56flexに対応)、100BASE-TX/10BASE-TのLANアダプターを装備する。バッテリーは駆動時間が約3時間の専用リチウムイオン充電池で、別売の拡張バッテリーを利用すれば約5時間の駆動も可能。本体サイズは幅309×奥行き252×高さ30.3mm、本体重量は約2.6kg。
『PC-MJ740C』 |
PC-MJ740Cは、CPUにPentium III-800MHz、チップセットにグラフィクス機能内蔵のSiS 630を採用し、128MBのメモリー(SDRAM)、20GBのHDD(エンハンスドIDE接続)、DVD-ROMとCD-R/RWのコンボドライブ(書換え4倍速/書込み8倍速/CD-ROM読出し24倍速/DVD-ROM読み出し8倍速)を搭載。反射を低減し表示を鮮明にした“低反射ブラックTFT液晶”採用の14.1インチ液晶ディスプレー(1024×768ドット26万色表示)、56kbpsのモデム(V.90/K56flexに対応)、100BASE-TX/10BASE-TのLANアダプターを装備する。さらに、音声に対応したインターネット検索ソフト“リッキーくん”が付属する。バッテリーは、駆動時間が約1.6時間の専用ニッケル水素充電池。本体サイズは幅310×奥行き265.4×高さ45mm、本体重量は約3.6kg。
『PC-FJ520R』 |
PC-FJ520Rは、CPUにモバイルPentium III-650MHz、チップセットにIntel 440MX-100、グラフィクスアクセラレーターにSMI Lynx EM4+を採用し、64MBのメモリー(SDRAM)、20GBのHDD(エンハンスドIDE接続)、書き換え4倍速のCD-R/RWドライブ(書き込みは8倍速/読み出しは24倍速)を搭載。12.1インチ“低反射ブラックTFT”液晶ディスプレー(1024×768ドット1677万色表示)と、56kbpsのモデム(V.90/K56flexに対応)を装備する。アプリケーションの起動やインターネット接続用の“SLAP”ボタンを装備し、サウンドの音量レベルを赤と青のLEDで表示するレベルメーターを搭載するほか、オリジナルヘッドホンが標準で付属する。バッテリーは、駆動時間が約2.3時間の専用リチウムイオン充電池。本体サイズは幅275×奥行き247×高さ34.5mm、本体重量は約2.3kg。