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KDDI、エンド-エンド型の国際IP-VPNサービスの提供を開始

2000年12月08日 16時48分更新

文● 編集部

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(株)ディーディーアイ(KDDI)は7日、企業向けの国際IP-VPNサービスを、2001年1月末に世界44ヵ国宛に開始すると発表した。

KDDIでは、世界各国を結ぶ大容量の光海底ケーブルを利用するとともに、シスコシステムズ(株)製のMPLS搭載の超高速ルーターを国内外で採用することで、MPLS技術を基盤とした本格的なエンド-エンド型国際IP-VPNサービスを提供し、グローバル化する企業のイントラネット構築のニーズに応えるとしている。

MPLS(Multi Protocol Label Switching):網の入口でIPパケットにユーザーのIP-VPNネットワーク専用のラベルを付与してパケット伝送を行なう技術。IPアドレスを利用することなく、超高速伝送が実現できるという。

日本側の提供条件は、現行の“ANDROMEGA IP-VPNサービス”と同じで、国際ゲートウェイ料金を新設する。海外側は、専用線アクセス(64k~150M)と、FR/CRアクセス(64k~135M)、SDSLアクセス(64k~384k)を提供する。料金体系は、専用線/SDSLアクセスがVPNポート料+アクセス回線料金、FR/CRアクセスは国際VPN論理パス料+FR/CRポート料金+アクセス回線料金となる。また、日本側料金との一括請求が可能。提供対地は、米国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、香港、韓国、台湾、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、イギリス、ベルギー、フランス、ドイツ、オランダ、スイス、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、アイルランド、 オーストリア、ギリシャ、イスラエル、イタリア、ルクセンブルク、ポルトガル、スペイン、 プエルトリコ、アルゼンチン、ブラジル、チリ、エクアドル、コロンビア、ペルー、ベネズエラ、チェコ、ハンガリー、ロシア、トルコ、ポーランド。

料金など詳細については、2001年1月の認可申請を予定している。

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