VIA Technologiesは30日、Socket370に対応するバリューPC向けCPU「CyrixIII」の650MHz版と667MHz版を発表した。価格は1000個ロット時で、650MHz版が55ドル、667MHz版が60ドル。
VIAのバリュー向けCPU、CyrixIII。2次キャッシュを内蔵しないため、パフォーマンスこそ他社の最新CPUにかなわない部分があるが、低発熱などの特徴を持つ。 |
CyrixIII-650/667MHzは、0.18μmプロセスで製造され、128KBの1次キャッシュを内蔵。MMX、3DNow!の両拡張命令を装備する。FSBは100MHzと133MHzに対応しており、650MHz版は100MHz×6.5、667MHz版は133MHz×5でそれぞれ動作する。