このページの本文へ

ツーカー、Bluetooth対応SolidAudioプレーヤーなどを発表

2000年10月02日 19時33分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)ツーカーセルラー東京、(株)ツーカーセルラー東海、(株)ツーカーホン関西のツーカーグループ3社は2日、Bluetooth無線通信技術を用いて、ツーカー携帯電話の着信・発信時にハンズフリーで通話が行なえるヘッドセットと携帯電話連動ヘッドホン型SolidAudioプレーヤーを発表した。

携帯電話連動ヘッドホン型SolidAudioプレーヤー

ヘッドセットは、Bluetooth無線通信技術を搭載したワイヤレスタイプのハンズフリーヘッドセット。これを携帯電話用通信アダプターと対で使用することにより、ワイヤレスで携帯電話の会話が行なえる。製品の発売時期、価格は未定。

同製品は、携帯電話のハンズフリー通話をワイヤレス化することを目的に、ツーカーグループと株式会社ジャパン・トータルデザイン・コミュニケーション(JTDC)が共同で開発を進めているもの。ツーカーグループが携帯電話のインターフェース技術を担当し、JTDCがヘッドセットと携帯電話用通信アダプター双方に内蔵のBluetooth無線通信技術部分を担当したという。

携帯電話連動ヘッドホン型SolidAudioプレーヤーは、パソコンを介しID付きスマートメディアに記録した音楽CDのデータを再生できる“ヘッドホン型半導体オーディオプレーヤー”に、Bluetoothを搭載した製品。携帯電話に装着した“Bluetoothアダプタ”と通信を行なうことにより、音楽再生中に携帯電話の着信があった場合、オーディオプレーヤーで手ぶら通話を行なったり、携帯電話をオーディオプレーヤーのリモコンとして利用できる。音楽データ圧縮フォーマットはSolidAudio規格に対応する。使用できるオーディオ圧縮方式はTwinVQ(Transform-Domain Weighted Interleave Vector Quantization)とMP3(MPEG Audio Layer-3)。製品の発売時期、価格は未定。

同製品は、携帯電話とオーディオプレーヤーの機能を組み合わせることを目的に、ツーカーグループと(株)神戸製鋼所が共同で開発を進めているもの。ツーカーグループが携帯電話のインターフェース技術を担当し、(株)神戸製鋼所がSolidAudio技術とBluetooth無線通信技術を担当したという。

ツーカーグループでは、携帯電話をはじめ、パソコンやPDA、情報家電などを結ぶBluetooth無線通信技術を用いたモバイルマルチメディアコミュニケーションを研究しており、これら製品の開発はその一環としている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン