(株)トータルネットワークサービス(TNS)とターボリナックス ジャパン(株)は5日、『TNS MicroServerシリーズ』に『TurboLinux Server 日本語版 6.1』などをプレインストールした『TurboLinuxオールインワンサーバー』の提供で提携したと発表した。販売はTNSが行なう。
併せて、同社では、TurboLinuxオールインサーバーに、IP接続サービス/RAIDディスク/UPS(無停電電源)などをパッケージした『TNS MicroServerIP Set』の販売を、同社の関連会社である(株)デジタルネットワークを通して1日に開始した。価格はオープン。4年間リースでは月額2万8500円から。TurboLinuxオールインワンサーバーの価格は32万8000円から。
TNS MicroServerシリーズは、小/中規模システム向けインターネット/イントラネットサーバーで、『TNS MicroServer2000/3000/3500』の3モデルが用意されている。Pentium III-667MHz、128MBメモリー、20.4GBのHDD2基を搭載する。
TurboLinuxオールインワンサーバーは、TurboLinux Serverのほかに、発売元がアイ・アンド・コム(株)のグループウェア『PT Station LE』がプレインストールされる。各種サーバー用ソフトが設定済みとなっており、電源を入れるだけでサーバーの立ち上げが可能。ウェブ上でLinuxの設定が行なえるLinuxコントローラーを搭載し、Linuxの知識がなくても運用が可能という。TurboLinux OSのサポートには、TNSがオーソライズドサポートセンターとして、リモート運用代行サービスや36時間オンサイト修理を行なう。
TNS MicroServer IP Setには、TurboLinuxオールインワンサーバーをベースとして、(株)エヌ・ティ・ティ ピー・シーコミュニケーションズが提供する、“フレッツ・ISDN”対応の企業向け定額インターネット接続サービス“InfoSphere Biz IP1”をバンドルする。米3ware社製のIDE-RAIDコントローラー『Escalade3W-6200』を搭載し、HDD2基がミラーリング(RAID 1)される。