エプソンダイレクト(株)は、液晶一体型PCの新製品『Endeavor PT-2000』を発売した。
エプソンダイレクトが発表した『Endeavor PT-2000』 |
PT-2000は、1024×768ドット/フルカラー表示に対応した15インチのTFT液晶の下に薄型のステレオスピーカーを配した新デザインを採用。Celeron-600~700MHzまたはPentium III-700/800MHz、64~512MBメモリー、容量15/20.5/30GBのHDD(Ultra-ATA方式)を選択できる。チップセットは、グラフィックス機能とDVD-Videoの再生支援機能(iDCT:逆離散コサイン変換機能)を統合したSiS630 B1で、ビデオメモリーはメインメモリーの一部を共用する(容量はBIOSで設定可能)。
本体には標準で最大24倍速のCD-ROMドライブと10BASE-T/100BASE-TXに対応したLAN機能を装備。B.T.Oオプションで薄型DVD-ROMドライブや56kbpsのファクスモデムも選択できる。OSはWindows 98 SEまたはWindows 2000 Professionalで、Windows 2000モデルの価格は1万円プラスとなる。最小構成時の価格は15万9500円で、受注を本日から開始。順次出荷を行なう。
また、今回の発表に合わせて、A4オールインワンノートの『Endeavor NT-1000』にCD-R/RW搭載モデルを追加するほか、デスクトップPCの価格を最大14.4%値下げする。価格は、Endeavor NT-1000のCD-R/RWモデルが19万3000円から、Athlon-1GHzを搭載した同Pro-700Lが15万1500円からなど。
なお、エプソンダイレクトは、マイクロソフト(株)が『日本語版Windows Me』を発表したことを受けて、Windows Me搭載モデルを9月15日に開始する。対象機種は『Endeavor Pro-800L』、『同Pro-600L』、『同Pro-700L』、『同MT-4000』に、本日発表された『PT-2000』を加えた5モデル。価格はWindows 98 SEモデルと同等になる見込み。