日本ポラデジタル(株)は21日、デジタルカメラなどで取り込んだ画像の計測をマウス操作で行なえるソフトウェア『MicroAnalyzer(マイクロアナライザー)』を9月1日に発売すると発表した。価格は9万8000円。
顕微鏡用デジタルカメラなどでデジタイズしたデータの計測が行なえる。これは“長さ計測モード”の画面 |
『MicroAnalyzer』は、計測する画像に対して基準となる値を設定し、計測モード(長さ、面積、カウンター)を選択すれば、あとはマウスで操作で計測データ得られるのが特徴。
“長さ計測モード”ではマウスで指定した直線または、曲線の距離を計測する。ひとつの長さを計測する単一長計測と、計測値を最大8つの色にグループ分けしてデータを保存できる複数長計測が可能。“面積計測モード”では、選択した範囲内の指定した色のピクセルをカウントし、面積を計測する。マウスで描いた閉曲線内の面積も計測できる。 “カウンターモード”では、カウントしたい部分をマウスでクリックすれば、画像上に番号が表示されるモードで、色ごとにカウントすることもできる(最大8種類のグループ分けが可能)。
入力画像は、TIFF、JPEG、BMPの画像フォーマットの読み込みに対応する。実際に計測してマークをつけた画像も、同じフォーマットで保存できる。計測したデータはCSV形式(カンマ区切り)で保存できる。