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米インテル、業界各社とItaniumプロセッサープラットフォームの整備状況をデモンストレーション

2000年08月23日 21時58分更新

文● 編集部

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インテル(株)の23日の発表によると、米インテル社は現地時間の22日、米国カリフォルニア州サンノゼで開催されている開発者向け技術フォーラム“Fall 2000 Intel Developer Forum”(IDF)において、今後出荷が予定されているハードウェア、およびソフトウェアのデモンストレーションを行なったと発表した。

Itanium(アイテニアム)プロセッサー向けのショーケースでは、“エンタープライズ・リソース・プランニング”(ERP)、ビジネスインテリジェンス、“ハイ・アベイラビリティー・フェイル・オーバー”などの、エンタープライズ環境における需要に応えるためいくつかのアプリケーションの実行に重点を置いたプロトタイプサーバーやワークステーションシステムを展示した。

Itaniumプロセッサーをベースとしたシステムは、プロトタイプの段階で、一次方程式の高密度システムを解析する際に利用されるスーパーコンピュータの性能評価に用いられるLinpack1000ベンチマークでは、RISCのシングルプロセッサーの公表結果を上回ったという。製品版のプラットフォームは、1秒間あたり20億回の演算(2GFlops)以上の性能を発揮すると予想している。また、Itaniumプロセッサーアーキテクチャーは、まだプロトタイプシリコンの段階にも関わらず、RSA-1024bitのデクリプションアルゴリズムにおいて、ハードウェアによるアクセラレーションを行なうことなしに、毎秒1200以上のデクリプションを処理できたという。これは、米サン・マイクロシステムズ社製のUltraSPARC IIIプロセッサーにおいて予想される性能のほぼ10倍にあたるという。

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