ソニー(株)は、FDDドライブ、最大24倍速のCD-ROMドライブを内蔵するA4サイズのオールインワンノートPC“バイオノート
Fシリーズ”を6月5日に発売する。同社は、オールインワンノートPCとして、販売数量限定のテストマーケーティング機種でモバイルPentium
II-300PEMHzを搭載する『PCG-F16/BP』とモバイルPentium II-266PEMHzを搭載する『PCG-F14/BP』を販売した。市場の反応が良好だったため、今回、A4サイズのオールインワンノートPC“バイオノート
Fシリーズ”を発表するという。
『PCG-F23/BP』 |
ディスプレーにはXGA表示の14.1インチのTFT液晶(解像度1024×768、最大1677万色表示)を搭載し、CPUにはモバイルCeleron-333/366MHzを採用、HDDを6.4GB、メモリーを標準で64MB搭載する。また、バイオならでは、アプリケーションのワンタッチ起動を可能にする“プログラマブルパワーキー”を3つ搭載。キーボードも打ちやすい、キーピッチ約19ミリ、キーストローク約3ミリの、パンタグラフ式キーボードを採用している。
同シリーズには、ソニー独自の映像管理・加工ソフト『Picture Gear
Ver.3.2』や動画・静止画キャプチャーソフトの『Smart Capture Ver.2.1』だけでなく、米アドビシステムズ社のフォトレタッチソフト『Adobe
PhotoDeluxe for ファミリー3.0』や、米マイクロソフト社の『Microsoft
Excel 97/Word 98/Outlook 98』もプリインストールする。
シリーズは、モバイルCeleron-333MHzを搭載する『PCG-F23/BP』とモバイルCeleron-366MHzを搭載する『PCG-F26/BP』の2機種で構成される。価格はオープンプライス。推定小売価格は、『PCG-F23/BP』が30万円前後、『PCG-F26/BP』が35万円前後。
主なスペックは表の通り。
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*¹ソニー純正メモリー使用時。
*²ソニー製以外の市販メモリーを使用した場合。