インテル(株)は、ウェブ開発者向けのインターネットテクノロジーセミナー“インテル
ウェブデベロッパ・カンファレンス”を開催した。午前中は、同社のPentium
IIIと最新のインターネット技術を使ったデモンストレーションが行なわれた。
同社は「これまではメディアの時代だったが、'99年はインターネットの時代」とし、Pentium
IIIのインターネット・ストリーミングSIMD拡張命令により、インターネットで3Dゲームやキャラクターを使った3Dアニメーションなどを実現できると説明。3Dレーシングゲームなどのデモを行なった。
また、CPUにIDを付加する“プロセッサ・シリアル・ナンバ”についても説明。これはインターネット上で認証する際に、CPUとそのプラットフォームを識別できるもの。同社は、企業内のシステム管理者が資産管理を行なったり、銀行振込といった認証や検証に利用できるとしている。さらにexciteを利用した3D検索エンジンのデモも行なわれた。同社は「多くのインターネット技術がPentium
III対応しており、新たなインターネット体験を実現できる」としている。また午後からは、インターネット技術を開発している国内外メーカーの個別セッションが行なわれた。
