三洋電機(株)は、'98年度('99年3月期)決算の業績予想を下方修正した。それによると、三洋電機本体の業績を示す単独決算では、国内白物家電や業務用機器の販売不振や半導体の市場低迷により、売上高が前回予想時よりも2.7%減少して1兆700億円(前年度比4.6%減)となる見通し。また、当期純利益は前回予想時よりも52.5%減少して38億円(同73.1%減)となる見通し。
グループ全体の業績を示す連結決算では、国内販売が予想以上に落ち込んだことにより、売上高が前回予想時よりも2.2%減少して1兆8100億円(同3%減)となる見通し。また、当期純利益は、前年度123億円の黒字から260億円の赤字へと転落する見通し(前回予想時は80億円の黒字)。