ノベル(株)は、デスクトップ管理アプリケーション『Z.E.N.works
1.1』と、サン・マイクロシステムズ(株)のSolarisに対応したディレクトリーアプリケーション『NDS
for Solaris 2.0』を発表した。
発表会でZ.E.N.works 1.1のデモを行なった、ノベルマーケティング本部の船橋肇氏。「Z.E.N.worksをNDSのキラーアプリケーションにしたい」という |
Z.E.N.works 1.1は、NDS(Novell Directory Services)を利用して、ネットワークに接続されたクライアントパソコンの管理を自動化し、エンドユーザーのデスクトップ環境の集中管理を可能にする。エンドユーザーごとにデスクトップを用意し、どのクライアントからアクセスしても同じデスクトップ環境が得られるようにするほか、アプリケーションのインストールを管理して、エンドユーザーにセットアッププログラムを意識させることなく自動インストールすることなどが可能になる。動作環境はNetWare
4.11以降が動作するサーバーで、クライアントOSは、Windows 3.1/95/98/NT
3.51/NT 4.0。価格はオープンプライスで、3月1日から販売される。
NDS for Solaris 2.0は、サン・マイクロシステムズ社の『Solaris 2.6』に対応するNDSアプリケーション。Solaris、NetWare、Windows
NTなどの異なるシステムがネットワーク上に混在する環境で、NDS for
Solarisを通じてシステムに依存しない単一の共通ユーザーアカウントを提供/管理できる。また、SolarisシステムのセキュリティーをNDSのセキュリティーに統合することも可能。動作環境はSun
SPARCstation 2以上(RAM 64MB以上)。ただし管理コンソール用としてNetWare 5クライアントが動作するWindows
95/98/NTパソコンが必要。価格はオープンプライスで、3月12日発売予定。