富士ゼロックス(株)は、大蔵省が発行する平成10年度版有価証券報告書総覧の電子情報を、インターネット上で販売するサービスとして“インターネット有報”を本日開始した。これは、同社が'98年10月に発表した電子チケット技術“DDSA(デジタル・ドキュメント・セキュリティ・アーキテクチャー)”を採用した初めてのサービスとなる。
同サービスを利用するには、まず会員登録を行ない、暗号化された状態の有価証券報告書をダウンロードする。次に、鍵となる“アクセスチケット”をインターネット有報のサイトから購入し、ダウンロードする。これにより、暗号が解除されて閲覧が可能になるというもの。価格は、サービス登録料が3000円。アクセスチケットは、1つのファイルにつき500円。一企業のファイル全体は1000円。