米IDC社は18日(現地時間)、'98年の世界全体でのサーバーOS出荷実績を調査し、速報値を発表した。それによると、Linuxがウェブサーバー用途などで出荷数を大幅に伸ばし、出荷金額は3300万ドル(約39億2700万円)、成長率は前年比212.5%増となった。Windows
NT Serverは156万本出荷で、成長率は27.2%、NetWareは100万本出荷で成長率13.6%、一方OS/2は40.5%減少している。サーバーOS全体の成長率は25.2%。
また同社はクライアントOS出荷実績も合わせて発表した。クライアントOSは世界全体で10%の成長率となり、出荷数は8700万本。Windows
95が前年に引き続き好調なほか、Windows NT Workstation、Linux、Mac OSの出荷数も増加したという。
なお、これら調査の最終結果を報告する年鑑レポートは今春発行される。