三菱電機(株)は17日と18日の2日間、東京・秋葉原のラジオ会館で、同社ディスプレー製品の内覧会として、“三菱マルチメディアペリフェラル内覧会”を開催した。会場内のエリアは、USBハブ機能搭載製品、液晶ディスプレー、大画面ディスプレーの3ヵ所に分かれていた。
USBハブ機能搭載製品
USBハブ機能搭載の製品エリアでは、2基のアップストリームポートと3基のダウンストリームポートを持つ19インチCRTディスプレーが展示されていた(写真1)。ディスプレー正面の信号入力切り替えボタンと連動し、2個のアップストリームのうちどちらを使用するかが決定される。これにより、2台のマシンを使用する際に、ディスプレー・キーボードなど周辺機器の共有が可能になっている。(写真1)実際に2台のパソコンを接続したデモが行なわれていた |
液晶ディスプレー
液晶ディスプレーのエリアでは、発表済みの15インチ・18インチ液晶ディスプレーの他に、携帯型12.1インチTFT液晶ディスプレーが展示されていた(写真2)。これはノートパソコンのような折りたたみ式になっているというもの。800×600ドットの解像度で26万色表示が可能。ノートパソコンを用いたプレゼンテーションでの使用などを目的としている。価格については、同社の14インチTFT液晶ディスプレー『RDT141X』(価格:9万9800円)より安くすることを予定している。(写真2)参考出展されていた携帯型LCD |
大画面ディスプレー
大画面ディスプレーが展示されていたエリアでは、22インチフラット管を採用したディスプレーが参考出展されていた。フラット管では真ん中がへこんで見えるという現象が現われるが、この対応策として中心部をふくらませ、液晶ディスプレーのような自然な平面感を表現しているという(写真3)。この他には、19インチディスプレーなどが展示されていた。(写真3)22インチフラットディスプレー |