日本ヒューレット・パッカード(株)は、ストレージエリアネットワーク(SAN)向けプログラム“ストレス・フリー・ストレージ”を発表した。ストレージやバックアップ装置などを利用したSAN構築用システムや管理ツールをユーザーの要望に応じて提供するというもので、これに伴いSAN向けディスクストレージシステム『HP
FC1010D』、およびサーバーソフトウェア『統合バックアップ・サーバ』を'99年1月1日に発売する。
HP FC1010Dはファイバーチャネルを採用、ネットワーク転送速度は毎秒100MB(最大)を実現するという。ホットプラグに対応するほか、ストレージ間距離は最大10kmまで取ることが可能。ひとつの筐体内には最大10ディスクトラック(合計180GB)を格納でき、筐体を収納するラック内には最大1.8TBまでのデータを格納可能。価格は315万7000円から。統合バックアップ・サーバはSANのバック専用サーバーソフトウェアで、障害発生時はバックアップ装置からのブートが可能。Windows
NTをサポートし、HP-UNIXとWindows NTが混在した環境上でも利用できる。価格はシステム構成によって異なる。