●サンが学生や研究者向けに『Solaris』の無償配布を開始
米サン・マイクロシステムズ社は、現地時間の10日、同社のUNIX OSである『Solaris2.6』の無償配布を開始した。対象となるのは学生や研究者で、非商業利用に限定される。これまで695ドル(教育関係者には99ドル)で販売されていたものが、メディア代と送料、手数料のみで配布される。http://www.sun.com/edu/solaris/index.html
●富士通が、同社の提案したPDMの中核となる仕様をOMGが採用と発表
富士通(株)は、同社が提案した製品データ管理(PDM)の中核となる仕様を、オブジェクト指向技術の標準化団体である“OMG(Object
Management Group)”が正式に採用したと発表した。同仕様は、米国のDEC、IBM、MatrixOne、Metaphase
Technology、Sherpaの各社と富士通が共同で作成し、今年1月にOMGに提案したもので、今後、サプライチェーンマネージメントなどのシステムの基盤になるという。http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/news/1998/Aug/11.html
●アルテラが25万ゲートのPLDの出荷を開始
日本アルテラ(株)は、同社の『FLEX 10K』ファミリーの高集積度製品として、25万ゲートのプログラマブル・ロジック・デバイス『EPF10K250A』の出荷を開始したと発表。0.35μmの5層メタル配線SRAMプロセスを採用し、コア電圧は3.3V。パッケージは600ピンのBGA(Ball
Grid Array)と599ピンのPGA(Pin Grid Array)で、1999年半ばの5000個購入時の単価は450ドル(約6万6000円)。http://www.altera.com/japan/html/mktg/10k250a_j.html