(株)東芝は、マグネシウム筐体採用のノートパソコン『DynaBookSS』シリーズ2機種3モデル、『LibrettoSS』シリーズ1機種2モデルを7月から発売する。発売日は、B5ファイルサイズの『DynaBookSS
PORTEGE 3000』が7月3日、同『DynaBookSS PORTEGE 3010』が7月10日、A4ファイルサイズの『DynaBookSS
PORTEGE 6000』が7月25日、『LibrettoSS 1000』が7月17日。価格は『DynaBookSS
PORTEGE 6000』を除きオープンプライス。
自社開発のチップセット、厚さ8.4mmの新開発のHDDを用いて小型化、薄型化を実現しているという。液晶ディスプレー部、本体部ともにマグネシウム合金の筐体を採用している。OSはWindows95で、Windows98への無償アップグレードが可能となっている。『DynaBookSS
PORTEGE 6000』では、Windows 95/98を初期電源投入時にどちらをインストールするか選択するようになっている。
『DynaBookSS PORTEGE 3010/3000』
CPUにMMX Pentium-266/233MHzを採用し、メモリーは標準で64MB(最大96MB)搭載している。ハードディスク容量は、4.3/2.1GBで、10.4型のカラーTFT液晶を採用。ポインティングデバイスは従来のモデルと同じGHBキーのあいだからポインタの出ているアキュポイントを採用。OSはWindows95で、Windows98への無償アップグレードが可能となっている。
厚さ19.8mm、重さ1.19kgでB5ノートサイズでは世界最薄、最軽量だという。キーピッチは18mm、キーストロークは2mm。56k対応のPCカードモデムを標準装備。各種のI/Oポートを装備した『I/Oアダプタ』は別売となっている。価格はオープンだが、3000で27万円、3010で32万円前後を見込んでいる。発売は3000が7月3日、3010が7月10日。
機種名 |
DynaBookSS PORTEGE 3010 |
DynaBookSS PORTEGE 3000 |
CPU |
MMX Pentium-266MHz |
MMX Pentium-233MHz |
メモリー |
64MB(最大96MB)EDO |
64MB(最大96MB)EDO |
ハードディスク |
4.3GB |
2.1GB |
液晶ディスプレー |
10.4インチTFTカラー液晶 |
同左 |
グラフィックアクセラレーター |
NeoMagic社製Magic Graph128XD(NM2160) |
同左 |
ビデオRAM |
2MB |
同左 |
グラフィック表示 |
最大1024x768ドット 最大1677万色 |
同左 |
本体サイズ |
幅257mmx奥行き199mmx高さ19.8mm |
同左 |
重量 |
1.19kg(バッテリーパック装着時) |
同左 |
バッテリー駆動時間 |
約1.5~3.5時間(大容量バッテリー接続時3~7時間) |
同左 |
対応OS |
Windows 95/98 Windows NT Workstation4.0 |
同左 |
価格 |
オープン |
同左 |
『DynaBookSS PORTEGE 6000』
CPUにMMX Pentium-266MHzを採用し、メモリーは標準で64MB(最大96MB)搭載している。ハードディスク容量は、4.3GBで、12.1型のカラーTFT液晶を採用。ポインティングデバイスはアキュポイントを採用。OSはWindows95とWindows98を選択してインストールする。
厚さ23.5mm、重さ1.79kg。キーピッチは19mm、キーストロークは3mm。56k対応のPCカードモデムを標準装備。FDDは別売となっている。価格は42万8000円。7月25日発売。また、オフィス向けに100BASE-TXと最大24倍速のCD-ROMドライブを搭載した『CD-ROMネットワークドック』もオプションで用意されている。価格は7万円。
機種名 |
DynaBookSS PORTEGE 6000 |
CPU |
MMX Pentium-266MHz |
メモリー |
64MB(最大96MB)EDO |
ハードディスク |
4.3GB |
液晶ディスプレー |
12.1インチTFTカラー液晶 |
グラフィックアクセラレーター |
NeoMagic社製Magic Graph128XD(NM2160) |
ビデオRAM |
2MB |
グラフィック表示 |
最大1024x768ドット 最大1677万色 |
本体サイズ |
幅297mmx奥行き236mmx高さ23.5mm |
重量 |
1.79kg(バッテリーパック装着時) |
バッテリー駆動時間 |
約2.5~3.5時間(大容量バッテリー接続時5~7時間) |
対応OS |
Windows 95/98 |
価格 |
42万8000円 |
『LibrettoSS 1000』
CPUにMMX Pentium-166MHzを採用し、メモリーは標準で32MB(最大96MB)搭載している。ハードディスク容量は、2.1GBで、6.1型のカラーTFT液晶を採用。ポインティングデバイスは従来のモデルと同じ液晶画面の横に搭載されたリブポイント。OSはWindows95で、Windows98への無償アップグレードが可能となっている。MicroSoft
Word 98やMicroSoft Excel97などをプレインストールしたCTAモデルも用意されている。
厚さ24.5mm、重さ820g。キーピッチは従来機より1mm大きい15mm。各種I/Oポートを搭載した『I/Oアダプタ』、FDDは別売となっている。『I/Oアダプタ』は従来のものは使用できない。価格はオープンだが21万円、アプリケーションのプレインストールされたCTAモデルが24万円前後での販売が見込まれている。
機種名 |
LibrettoSS 1000 |
CPU |
MMX Pentium-166MHz |
メモリー |
32MB(最大96MB)EDO |
ハードディスク |
2.1GB |
液晶ディスプレー |
6.1インチTFTカラー液晶 |
グラフィックアクセラレーター |
NeoMagic社製Magic Graph128ZV+(NM2097) |
ビデオRAM |
1.1MB |
グラフィック表示 |
640x480ドット 最大1677万色 |
本体サイズ |
幅215mmx奥行き125mmx高さ24.5mm |
重量 |
約820g(バッテリーパック装着時) |
バッテリー駆動時間 |
約2~3時間(大容量バッテリー接続時4~6時間) |
対応OS |
Windows 95/98 |
価格 |
オープン |
(報道局 植草健次郎)
http://www.toshiba.co.jp/