ヤマハ(株)は7日、携帯電話向けのエンターテイメントコンテンツクリエーターの広場として“Kクリ(仮称)”の開設準備のため、クリエーターの募集を目的としてウェブサイト“Kクリ(仮称)”を開設し、参加者の募集とオーディションの受付を開始したと発表した。
これは、携帯コンテンツのクリエーターから独創的かつ優良なコンテンツの提供を受け、ウェブサイト“Kクリ(仮称)”でコンテンツの販売を行なうためのもの。当初は着信メロディーコンテンツからスタートし、“iモード”、“J-スカイ”、“EZweb”にコンテンツを提供する。
コンテンツの提供者は個人・法人を問わないため、これまで携帯電話会社と直接契約できなかったクリエーター(個人やベンチャー企業)にも参入のチャンスができるとしている。ヤマハが、携帯電話会社との折衝、企画書提出、著作権処理などの事務や管理業務を代行する。コンテンツの売上金は、ダウンロード実績に基づき制作者へ分配する。
オーディションの参加資格は着信メロデイー制作環境としてWindows
パソコンでのMIDI制作環境を有する個人または法人で、一次締め切りは27日、合格発表は8月27日となっている。ヤマハでは、大手コンテンツプロバイターには出来ないマイナー音楽ジャンルやユニークな着信メロディコンテンツを歓迎するとしている。