日本ルーセント・テクノロジー(株)は27日、セキュアVPN対応のルーターやゲートウェイ製品のラインアップを強化する新製品を発表した。
同社は、すでにルーターを利用している企業向けにVPNをオーバーレイの形で提供するゲートウェイ製品の『Lucent
VPN Firewall Brick 80』『同 201』。ルーターにVPN機能を装備したVPNルーター『SuperPipe』、クライアントマシン用ソフトウェアの『IPSecクライアント2.0』『同
3.0』を新たに投入する。
SuperPipe |
これによりVPNルーターは、支店クラスにSuperPipe、中小企業にはAccess
Point 450、エンタープライズには同 1000。ゲートウェイ製品は、ノートパソコンにはIPSecクライアント、支店クラスにBrick
80、エンタープライズに同201と、エンタープライズから小規模事務所、SOHOまでの製品ラインアップが揃う形となる。
出荷は、Lucent VPN Firewall Brick 201、SuperPipe、IPSecクライアント2.0が7月下旬、Lucent
VPN FIrewall Brick 80、IPSecクライアント3.0が2000年の年末か2001年1月ごろという。価格はすべてオープンプライス(実売価格は非公表)。
米ルーセントテクノロジー社のインターネットワーキングシステムズ、エッジアクセスシステムズ-WAN
VPNグループ、プロダクトマーケティング担当バイスプレジデントのロン・チャン(Ron
Chan)氏は、「VPN市場は今後急激に伸びる。その市場に対して、エンド・ツー・エンドの製品を提供していく」と語った。
ロン・チャン氏 |