(株)バーテックス リンクは20日、台湾のABIT Computer社製のFC-PGA対応のマザーボード『SE6』、『SL6』、『SL30』、『VH6』の4製品を23日に発売すると発表した。
![]() | 『SE6』 |
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『SE6』は、815Eチップセットを搭載したコンシューマー向けのFC-PGA版370用ATXマザーボード。価格はオープン(予想販売価格は2万1000円前後)。FSBが66MHz、100MHzおよび133MHzのCPUに対応することにより、Celeron-300MHzからPentium
III-1GHzまでのCPUを使用できる。メモリーはPC100およびPC133メモリーをサポートし、3本のDIMMスロットに最大512MBまで搭載可能。設定可能なFSBクロックは66~153MHzで、32通りのクロック設定が行なえる。CPUコア電圧も1.3Vから1.8Vまで0.05V刻みで設定できる。Ultra
ATA/100に対応する。
『SL6』は815チップセットを搭載したコンシューマー向けのFC-PGA版370用ATXマザーボード。価格はオープン(予想販売価格は1万9000円前後)。『SE6』の廉価モデルにあたり、基本仕様で異なるのはHDDとの接続インターフェースがUltra-ATA/66対応、USBが2ポート、AC97が4chである点。
『SL30』はOEMや組込み向けのFC-PGA版370用ATXマザーボード。最新チップセットである815Eチップセットを搭載する一方で、OEM、組み込み用に必要な機能に絞ることでコストダウンを図ったという。価格はオープン(予想販売価格は1万8000円前後)。『SE6』と異なるのはDIMMソケットが2本、PCIが3本、FSB設定が3通りという点。
台湾のVIA Technologies社製の『VIA Apollo Pro133A 694X』を搭載したコンシューマー向けの『VH6』の価格はオープン(予想販売価格は1万3500円前後)。
