オートデスク(株)は18日、米本社が進める“a.net(エードットネット)”構想に基づき、CADエンジニア向けの会員制情報サイト“i
Community”を6月26日にオープンすると発表した。
オートデスクの代表取締役である志賀徹也氏 |
“a.net”は、オートデスク製品の顧客をはじめ、CADエンジニアが社内外のパートナーとともにインターネットを媒介とした共同作業を進める上で必要となる各種情報やツールを提供するという構想。これに基づき、米本社では、同社の製品の情報や追加プログラムなどを提供する情報サイト“Autodesk
Point A(オートデスク ポイント エー)”を開設している。また、関連会社である米buzzsaw社が建設部門に特化したBtoB(企業間取引)支援サイト“buzzsaw.com”を、同じく米RedSpark社が製造分野に関するBtoB支援サイト“buzzsaw.com”を開設している。
今回発表された“i Community”は、“a.net”構想に基づいて開設される初めての日本語サイト。国内の同社CAD製品のユーザーに対し、カスタマイズプログラムのダウンロードや、ユーザー同士が情報交換を行なう会議室、イベント情報といったサービスを提供するという。