(株)日立製作所は10日、サブノートPC用の拡張メモリー向けに、128MBの大容量を実現した144ピンMicro
DIMM『HB52RD168GBシリーズ』を製品化したと発表した。同日、サンプル出荷を開始した。
左が128MBタイプ、右が64MBタイプ |
同製品は、世界最小レベルの64MbitSDRAMの採用とTCP(Tape Carrier Package)を2段に重ねて実装するTCP積層実装技術により、Micro
DIMMとして初めて128MBの大容量を実現したという。また、PC/100に対応した64MBの『HB52D88GBシリーズ』、32MBの『HB52D48GBシリース』も製品化した。いずれも×64bit構成、電源電圧3.3VでPC/100(CL=2、3)に対応するほか、低電流仕様品もあり、その組合せで全12種類を揃えている。サンプル価格は、『HB52RD168GBシリーズ』(128MB)が3万9000円、『HB52D88GBシリーズ』(64MB)が1万5600円、『HB52D48GBシリース』(32MB)が8400円となる。