“CeBIT 2000”では、各社から発表された300万画素クラスのデジタルカメラが出展され、デジタルカメラ熱の高まっているヨーロッパの来場者から注目を集めていた。その中で、キヤノン(株)は、同社の銀塩一眼レフカメラ『EOS』をベースにしたデジタルカメラを参考出展。詳しい情報はほとんど明らかにされなかったが、こちらも熱い視線を集めていた。
参考出品されたデジタルカメラの前面。ポップアップ式のストロボ内蔵で、このボディーとなると、『EOS kiss』がベースだと思われる。従って、価格もハイアマチュアからコンシューマーを意識したものになりそうだ |
同カメラで明らかにされている仕様は、オートフォーカス式の一眼レフカメラであり、レンズにキヤノンEFレンズが使用できるということ、搭載CCDは“300万画素オーバー”で、発売は2000年秋を予定しているという点だけ。そのほかの質問には答えが得られなかった。
裏面。EOSらしい大型のコマンドダイヤルが目を引く |