(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントは3日、都内において、同社が2月1日付けで設立したプレイステーション・ドットコム・ジャパン(株)が、大手ゲーム会社7社、流通4社と業務提携することを発表した。同社が3月末に予定している第3者割り当て増資を各社が引き受けることも合意したと発表した。
業務提携する各社は以下の通り。
(株)ナムコ、(株)コナミ、(株)スクウェア、(株)エニックス、(株)カプコン、(株)バンダイ、(株)コーエーのゲーム会社7社。(株)セブン-イレブン・ジャパン、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)、(株)デジキューブ、(株)ハピネットの流通4社。
ずらりそろった、セブン-イレブン・ジャパンの鈴木敏文社長と他の12社の社長。宣伝文句なら、“セブン敏文と親分イレブン、e気分”といったところか。左から、ハピネット代表取締役社長の苗手一彦氏、バンダイ代表取締役社長の高須武男氏、デジキューブ代表取締役会長兼CEOの鈴木尚氏、カルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役社長の増田宗昭氏、コナミ代表取締役会長兼社長の上月景正氏、セブン-イレブン・ジャパン代表取締役会長の鈴木敏文氏、ソニー・コンピュータエンターテンメント代表取締役社長の久夛良木健氏、プレイステーション・ドットコム・ジャパン代表取締役社長の佐藤明氏、ナムコの代表取締役会長兼社長の中村雅哉氏、スクウェアの代表取締役社長の武市智行氏、カプコン代表取締役社長の辻本憲三氏、エニックス代表取締役社長の福嶋康博氏、コーエー代表取締役社長の襟川恵子氏 |
(撮影:石田真一)
プレイステーション・ドットコム・ジャパンは、2月18日に電子商取引を行なうウェブサイトを営業開始する。同ウェブサイトでは、プレイステーションおよびプレイステーション2本体とそのアクセサリーやソフトウェアを消費者へ販売する。同ウェブサイトで、業務提携のゲーム会社のソフトウェアやグッズが販売され、業務提携の流通が流通経路、受け取り場所を担当することになる。
ソニー・コンピュータエンタテインメント代表取締役社長の久夛良木健氏は「これは“新世代の超流通システム”の第1歩」、「新しい時代に突入しはじめる日」と評した。
プレイステーション・ドットコム・ジャパンのロゴ |
(撮影:石田真一)
会場に展示されたプレイステーション2(最終製品仕様版)、「既に初回出荷100万台分のLSIの準備は整った」(久夛良木氏)という |
(撮影:石田真一)