ウェブに関する標準仕様策定団体World Wide Web Consortium(W3C)は1日(現地時間)、数式記述言語“MathML
2.0”のワーキングドラフトを公開した。MathMLは、数学記号および数式の記述を目的としたマークアップ言語で、XML(eXtensible
Markup Language)をベースに構築されている。
MathMLの最初のバージョンである“MathML 1.0”は、'98年4月にW3Cによって勧告された。このたび公開されたMathML
2.0は、前バージョンとなる“MathML 1.01”を修正したもの。なお、MathMLは、同コンソーシアムのウェブブラウザ―『Amaya』などでサポートされている。