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DNPと東芝、半導体フォトマスク事業で提携

1999年12月03日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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大日本印刷(株)(DNP)と(株)東芝は2日、半導体フォトマスク部門の事業提携について合意に達したと発表した。合意の内容は以下の3点。

(1)2000年3月初旬をめどに共同出資の製造合弁会社を設立し、東芝は現在のフォトマスク製造部門を新会社に移管する
(2)0.13μm以下の次世代超微細フォトマスクについて両社で開発を進める
(3)東芝が保有する0.15μmクラスのフォトマスク技術に関するライセンスをDNPに供与する。

新会社の資本金は約5億円。DNPが65パーセント、東芝が35パーセント出資する。従業員数は約200人を予定。社名、代表者、本社所在地については未定。製造は、川崎市内にある東芝のマイクロエレクトロニクスセンターと、岩手東芝エレクトロニクス(株)社内で行なう予定。

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