日本シグナスソリューションズの発表によると、米レッドハット社と米シグナスソリューションズ社は15日(現地時間)、合併することで最終合意に達した。
合意内容は、レッドハットが6億7400万ドル(約714億円)出資してシグナスを獲得する、事実上の買収。レッドハットが、シグナスの発行済み有価証券すべてに対して、最高662万株の株式を発行することによって合併は完了する。合併手続きは、2000年1月27日までに完了する予定。
米シグナス('89年設立)はオープンソースソフトウェアの商品化およびサポートを主な業務とする企業。レッドハットはシグナスを獲得することで、「オープンソーステクノロジーの採用を加速化するサーバーや小型デバイスに対し、開発者に迅速にLinuxアプリケーションを作成させる単一かつ世界的なソースを実現する」としている。