(社)日本電子工業振興協会(JEIDA)は、'99年度第2四半期(7月~9月)および上半期(4月~9月)におけるデジタルカメラの出荷実績“デジタルスチルカメラの平成11年度上半期出荷実績”を発表した。これは、国内のデジタルカメラメーカー20社を対象に、同協会が調査した結果をまとめたもの。
それによると、'99年度第2四半期の国内メーカーのデジタルカメラの総出荷台数(国内+輸出)は、121万6000台で前年同期比51%増。金額では、533億円で前年同期比50%増となった。そのうち、国内出荷台数は36万9000台で前年同期比21%増(178億円、38%増)、輸出台数が84万7000台で前年同期比70%増(356億円、56%増)となっている。
また、'99年度上半期における国内メーカーのデジタルカメラの総出荷台数は、232万2000台で前年同期比49%増。金額では、1028億円で前年同期比47%増となった。そのうち、国内出荷台数は71万台で前年同期比26%増(337億円、35%増)、輸出台数が161万2000台で前年同期比62%増(691億円、53%増)となっている。
今春より、各社が200万画素を超える新製品を出荷したことにより、高い伸長率となった。また、国内向け製品は高画素化および高機能化により単価が上昇する傾向にある一方、輸出向け製品の単価は下がる傾向にある。
