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I・Oデータ、Macintosh用CPUアクセラレーター『PK-G3A400/512』を発表

1999年11月04日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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(株)アイ・オー・データ機器は、PowerPC 604/604eを搭載したPower Macintoshに対応するCPUアクセラレーター『PK-G3A400/512』を発表した。搭載CPUはPowerPC 750(G3-400MHz)で、512KBのL2キャッシュを搭載する。発売は11月下旬で、価格は6万4800円。

『PK-G3A400/512』
『PK-G3A400/512』



PK-G3A400/512では、CPU冷却に空冷ファンを採用、ヒートシンクのみの製品と比べ信頼性が増しているという。L2キャッシュは初期ロットではキャッシュドライバーが付属しないため、同社が推奨するオンラインソフト(シェアウェア)をウェブからダウンロードしないとL2キャッシュは使用できない。

同社のベンチマークテストによると、Power Macintosh 8500/120(PowerPC 604)に同製品を装着した場合、ノーマルと比べて2~3倍のスピードアップが実現できたという。同社は、「実売価格は約5万円と予想しており、この価格は同等の性能を持つ他社製品と比べ安い」としている。

同製品には、アドビシステムズ(株)の『Adobe Photoshop 5.5 体験版』『Adobe Illustrator 8.0 体験版』など、ソフト5本が付属する。

対応機種はPowerPC 604/604eを搭載するPower Macintosh 7300/166、同7600/132など12機種。対応OSは漢字Talk 7.5以降、Mac OS 7.6以降。

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