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ダン アンド ブラッドストリート、日本の経済動向予測調査結果を発表、'99年第4四半期には景気は好転

1999年11月02日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ダン アンド ブラッドストリート ジャパン(株)は、米ダン アンド ブラッドストリート社による'99年度第4四半期の日本の景気予測調査結果を発表した。それによると、日本経済は好転しつつあり、GDPの伸び率が回復するほか、雇用も中期的に増える見込みだという。また、利益の改善することで利益率が向上し、在庫の積み増しが経済成長に貢献するとの調査結果が報告された。

同社主席経済顧問のJoe W. Duncan(ジョー・ダンカン)氏は「当社の経済動向調査は、3ヵ月後の経済予測には定評がある。今後の企業戦略への利用や、海外への事業展開にも活用できる」としている。

左から、Duncan氏、米ダン アンド ブラッドストリート社アジア太平洋/ラテンアメリカ統括社長のMichael Flock(マイケル・フロック)氏、ダン アンド ブラッドストリート ジャパン(株)代表取締役社長の村上隆生氏
左から、Duncan氏、米ダン アンド ブラッドストリート社アジア太平洋/ラテンアメリカ統括社長のMichael Flock(マイケル・フロック)氏、ダン アンド ブラッドストリート ジャパン(株)代表取締役社長の村上隆生氏



また、米ダン アンド ブラッドストリート社が米ベリサイン社と提携し、電子認証サービス“eccelerate.com”を米国内で開始すると発表した。

eccelerate.comは、企業間での電子商取引時に、企業の信用証明を提供するもの。ダン アンド ブラッドストリートの持つ世界200ヵ国5700万社の企業情報をコード化した“ダンズナンバー”(9桁の企業識別コード)を、ベリサインの電子認証システムに埋め込み、企業間の電子取引時に、リアルタイムで電子認証を行なえる仕組みとなっている。当面は米国でのみ展開するが、来月には日本市場向けのサービス展開についての説明を行なうという。

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