ビデオジャーナリストの神田敏晶氏が発起人となったボランティア団体“Y2K-TOKYO”は29日、Y2K問題(西暦2000年問題)を専門としたインターネットTVの試験放送を11月1日午後9時に開始すると発表した。この番組は、東京がオーストラリアやニュージランドに次いで、世界でも早く西暦2000年を迎えることから、年末年始の東京の様子をY2K問題にスポットをあてて放送するもの。同団体は放送の目的について、情報によって世界の2000年問題を少しでも軽減する可能性があるとしている。
本放送時に予定している内容は、街頭インタビュー、企業/自治体の有識者インタビュー、東京各地の定点観測、掲示板、Y2Kに関するニュース掲載など。全世界に向けての情報配信を第一とし、コンテンツは英語を主体にするという。本放送は12月1日から1月5日までの36日間にわたり、24時間放送する。非常事態が起きた場合は、時間を延長して放送する。