日本電気(株)は、金融機関が発行するキャッシュカードを使って店舗などでの支払いを行なう“デビットカード決済”を実現するシステム“StarCommerceデビットカードソリューション”の提供を開始した。
“StarCommerceデビットカードソリューション”は、加盟店に対して、決済に必要な端末や決済システムに関するサービスを提供することになる。同社の電子決済運用センターである“BIGLOBE
ECセンター”がデビットカード決済のサーバーシステムの代行サービスを行なう(デビットカード加盟店向けデビット・サーバソリューション)とともに、ユーザー自身がデビットカード決済用サーバーシステムを構築する場合にコンサルティングやSIサービスを行なう(デビットカード加盟店向けでデビット・サーバソリューション)。また、デビットカード決済に対応するPOS端末『TWINPOS2500』などのデビットカード専用端末を提供する。
また、デビットカード決済の導入を予定している金融機関に対しては、“金融向けソリューション”として、デビットカード導入に関するコンサルティングとSIサービスを提供する。また、システムの非稼働時間帯や非稼働日に、同社が代行してデビットカード決済に対応するシステムも用意する。
デビットカードの加盟店向けソリューションの価格は、“デビットカード加盟店ホスト代行サービス”の初期登録料が5万円から、月額料金が1万円から。“デビットカード加盟店向けデビットカード・サーバソリューション”が700万円かり。金融機関向けの“24時間代行システム”が3億円から。