日本SGI(株)の発表によると、米インテル社と米SGI社は6月30日(現地時間)、IA(Intel
Architecture)ベースのワークステーション用グラフィックスAPI“OpenGL”の最適化を両社が共同で行なうことで合意した。
OpenGLの最適化にあたって、まずは米インテルの技術であるSSE(Internet
Streaming SIMD Extensions)と米SGIが持つOpenGL APIを統合する。その後、米インテルはOpenGLパイプラインの主要コンポーネントについて最適化を行ない、米SGIはそれに基づいてOpenGLライセンスを提供する。
OpenGLは、レンダリングやテクスチャーマッピング、特殊効果などのビジュアライゼーション機能を提供する3Dソフトウェアライブラリー。両社は、Pentium
IIIやPentium III Xeonおよび将来登場するIAプロセッサーを搭載したワークステーション用に、OpenGLの最適化を目指すとしている。