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エプソン、インターネット上でポストカードを作成して印刷できるサービスを開始

1999年06月29日 00時00分更新

文● 編集部 綿貫晃

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エプソン販売(株)は29日、インターネット上でポストカードをレイアウトし、同社のカラーインクジェットプリンターで印刷できるサービスを開始した。このサービスは、同社のウェブサイト“もっとグリーティングカードWeb”上で提供される。

“もっとグリーティングカードWeb”のレイアウト画面
“もっとグリーティングカードWeb”のレイアウト画面



従来のダウンロードサービスとは異なり、インターネット上の専用レイアウト画面で画像を選択し、編集を行なうだけで、印刷を行なうことができる。専用レイアウト画面はJavaで作られており、簡単な画像処理や、タイトルの入力などが可能となっている。このサービスの利用料は無料。このサービスを利用することにより、特別なソフトの必要なしに、つねに新しいデータを使ったポストカードを作成できるという。

ポストカードの作成は、まず、専用レイアウト画面上にある画像データベースから欲しい画像を選び、レイアウトを行なう。そして、メッセージなどを入力したのち、印刷を行なう。提供されるコンテンツは、フォトやイラスト、タイトル文字、飾りフレームなどの素材が総計140点。同社は、新しいコンテンツを今後増やしていく予定だという。なお、印刷はハードディスクにデータを残さないで行なわれるため、著作権の2次使用を保護・制限することが可能だという。

ポストカードの印字例。簡単なメッセージが入れられる
ポストカードの印字例。簡単なメッセージが入れられる



また、同社は“もっとグリーティングカードWeb”の開設を記念して、女性アイドルグループ“SPEED”の画像を印刷できるウェブサイト“もっとカラリオミュージアムWeb”も同時に開設する。開設期間は、29日から9月末まで。印刷できる画像は12種で、レイアウトすることはできない。

動作環境は、Internet Explorer4.0以上が動作するPC/AT互換機または日本電気のPC-9800シリーズ。解像度は800×600ドット以上で、接続環境はパラレル接続。対応プリンターは同社のPT-100、PM-3000C、PM-770Cシリーズ、PM-750C、PM-2000C、EM-900C/CN、PM-670、PM-600C、PM-700C、PM-5000C、MJ-520C、MJ-830C、MJ-930C、MJ-8000C、MJ-6000C、MJ-810C、MJ-510C、MJ-3000Cの19機種。Macintoshの対応は9月ころを予定しているという。

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