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ケンブリッジが、マイクロソフトと企業向けコンサルティング事業で業務提携

1999年06月16日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ(株)は、マイクロソフト(株)と企業向けシステムのコンサルティング事業において、業務提携すると発表した。今後、両社はマイクロソフト製品によるプラットフォームをベースとした、大規模な基幹システムの構築に際し、協力する。協力は、セールス、マーケティング、技術支援、技術者の育成を含む包括的なもの。

今回の発表は、米ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ社が、昨年12月に米マイクロソフト社と締結した業務提携を受けてのもの。提携内容は、米本社間で結ばれたものと同様としている。ケンブリッジでは、全社において、マイクロソフト認定技術者を2年間で1000名育成する。

米ケンブリッジのジェームズ・シムズ(James Sims)社長兼CEO
米ケンブリッジのジェームズ・シムズ(James Sims)社長兼CEO



ケンブリッジは'91年の設立以来企業向けシステムのコンサルティングや、システム開発を手掛けており、19ヵ国に55の拠点を持つ。米マイクロソフトのコールセンターシステムや、マーケティング支援システムの構築もケンブリッジが担当した。また、マイクロソフト(株)においても、社内システムの再構築を担当したという。

ケンブリッジの吉田仁志代表取締役社長によると、同社が提供するシステムは、マイクロソフトのプラットフォームだけではなく、さまざまなプラットフォームに対応するもので、それぞれに対しては中立の立場であるという。ただ、マイクロソフト製品が大きな割合を占めており、今回の業務提携によって、製品やサービスをより速く顧客に提供できることを期待していると述べた。

ケンブリッジの吉田仁志代表取締役社長
ケンブリッジの吉田仁志代表取締役社長

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