日本ヒューレット・パッカード(株)は、組み込み機器用Javaバーチャルマシンの最新バージョン『Chai
VM 3.0』を発表した。新バージョンでは実装サイズが約250KBと従来のものより小さくなった。また、JDK
1.1.7のAPIに準拠するほか、RMIやアプレットなどにも対応する。米サン・マイクロシステムズ社のJava実行環境、Embedded
Java、およびPersonal Javaとの上位互換性を備えている。
同社では併せて、『ChaiFreeseDry(チャイフリーズドライ)』を発表した。これは、従来、バイトコードを使用していたJavaコードイメージを圧縮して利用することで、実行時に必要なメモリーの節約をするというもの。Chai
VMに実装させることでRAM/ROM容量の節約と当時に、ロード時間の短縮を図れるという。
