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台湾エイサーが米IBMの技術を80億ドルで購入

1999年06月07日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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台湾のエイサー・グループと米IBM社は7日(台北時間)、両社が今後7年間にわたる技術調達・提携契約を締結したことを発表した。それによるとエイサーは、ストレージや半導体、ネットワーク、ディスプレーなどに関連する技術をIBMから購入し、自社製品に採用する。技術購入の総額は、契約全期間(7年)でおよそ80億ドル(約1兆円)に達する見込み。

また、両社は今後、製造面や技術面でも協力していくという。具体的には、IBMのPowerPCに組み込まれたコントローラーとプロセッサーを、エイサーの次世代インターネット機器およびコンピューティング用機器に実装するべく共同開発を行なう。また、エイサーがIBMからライセンス供与を受けた技術を用いてディスプレーを製造し、それをIBMに向けて販売する。これによるディスプレーの販売総額は10億ドルを見込んでいるという。

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