松下電器産業(株)は、“手の中サイズ”のデジタルビデオカメラ『NV-C3(コンパクトマルチデジカム)』を発表した。発売は7月1日を予定している。価格は22万5000円。
NV-C3の本体サイズは幅49×奥行86×高さ108mm、重量は約400g。6月2日現在で、世界最小かつ最軽量のデジタルビデオカメラとなる。
レンズは光学10倍ズーム(焦点距離3.6~36mm)で、リニアモーター採用により、ズームスピードを高速化したという。ズームスピードは録画ポーズ時で0.4秒、撮影時で最大0.9秒。また、光学ズームとは別に、100倍までのデジタルズーム機能を搭載する。
記録媒体として、DVテープのほか、マルチメディアカードへの静止画記録が可能。マルチメディアカードは切手サイズのメモリーカードで、同梱する4MBメディアに最大で約100枚の静止画像を記録できる。また、カメラ本体だけで、DVテープに記録した動画から静止画を抜き出し、マルチメディアカードにコピーすることも可能。