アップルコンピュータ(株)は、QuickTime 3.0日本語版のデベロッパー向けプレビューリリースのMacintosh版(Mac
OS7.6以上)、Windows95/NT4.0版の一般公開を開始した。同プレビューリリースは、同社のQuickTimeホームページ(http://quicktime.apple.co.jp/)から、ダウンロードできる。
同製品は、インターネットのビデオコンテンツの多数を占めているQuickTimeムービー、Windowsで一般的なAVI、デジタルビデオカメラの規格DVなどのフォーマットをサポート。また、Photoshop、DTP向けのTIFF、JPEG、インターネットスタンダードとして普及しつつあるPNG(Portable
Network Graphics)などの静止画フォーマットもサポートしている。さらに、同製品は多くのデジタルオーディオ、アニメーション、MIDI、ローランド(株)のGSフォーマットもサポートしている。
Netscape Navigator/Communicator、Microsoft Internet Explorer用の新プラグインQuickTime
Plug-in2.0をブラウザーにインストールすることで、いろいろなデジタルメディアフォーマットを再生できる。ほかにも、ダウンロード中に再生が可能な“Fast
Start”機能、接続スピードに応じてダウンロードするコンテンツの変更などが可能。
なお、QuickTime3.0製品版は'98年2月に配布開始する予定だという。(報道局 庄田恵美)
http://quicktime.apple.co.jp/
