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NECがクライアント/サーバー型のドキュメント管理ソフトウェアを発売

1997年12月17日 00時00分更新

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 日本電気(株)は、文書、画像、図表などの情報を“ドキュメント”として一括管理することで、効率良く登録や検索ができる、クライアント/サーバー型のドキュメント管理ソフトウェア『Visual Recall 3.0J』を12月25日に発売する。

 Windows95/NT4.0対応で、価格は『アプリケーションサーバ・パッケージ』が120万円、同『クライアント・パッケージ』が2万9800円。1サーバー、20クライアントに限定し2万9800円の、『限定パック』もある。

 従来は、データを登録するユーザーが分類項目や識別語などを設定していたファイルの登録や管理を、同ソフトウェアでは、ファイルの内容や形式による分類を意識しない“ドキュメント”として扱うことで、一括して登録、管理できるという。

 扱えるファイルは、一太郎、Word、Excel、HTML、GIFなど明記されているものだけでも、39種のファイル形式に対応し、それ以外の認識しないフォーマットでも、ドキュメント管理機能のほとんどを利用できる。

 “ドキュメント”として、登録・管理されたデータは、曖昧検索が可能で、検索されたドキュメントは、専用ブラウザに内容を要約して表示される。また、3次元表示機能を使い情報の視覚化が可能で、直感的に情報を把握することもできるという。オプションの“DocuAlive”を追加することで、スキャナー等で入力したイメージドキュメントに含まれる文字部分を、自動的に内容検索用テキストとして抽出し登録することも可能になる。同社では今後1年で5000ライセンスの販売を見込んでいる。(報道局 庄田恵美)

http://www.nec.co.jp/

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