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日本IBMが、音声認識ソフト『ViaVoice Gold日本語版』を発売

1997年11月12日 00時00分更新

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 日本アイ・ビー・エム(株)は、音声認識ソフト『ViaVoice Gold日本語版』を12月12日に発売する、と発表した。9月に日本で発売した『VoiceType Simply Speaking Gold日本版』の機能を向上させたもので、声で文章入力を行なうディクテーション(口述筆記)では、語と語のあいだに間をおいて発声する離散発声ではなく、自然な話し方と同様の連続発声でも、90パーセントを超える高い認識率を実現した、という。一般的に使用されている単語を中心に登録した約4万2000語の辞書を搭載。さらに約2万語の追加登録と、話者の声を覚えさせる“エンロール機能”により、ディクテーションの機能を向上できる。

 また、アプリケーションの立ち上げや、ファイルの保存などを、声による操作で行なえる“ナビゲーション機能”や、複数の操作をひと声で実行させたりするマクロ機能も備えている。

 使用環境は、OSがWindows95/NT4.0 Workstation、CPUがMMX Pentium-166MHz以上(200MHz以上を推奨)となっている、メモリーはWindows95なら32MB以上、WindowsNTなら48MB以上、ハードディスクの空き容量は150MB以上、SoundBlaster16またはその互換カード、CD-ROMドライブ、ノイズ消去機能付きのマイクが必要だ。

 ジョルダン(株)の『乗換案内 時刻表対応版(機能限定版)』など、音声で利用できるアプリケーションが入ったCD-ROMを同梱。価格は、マイク付きの通常版が1万8000円。『VoiceType Simply Speaking Gold日本語版』からのグレードアップ版(マイク無し)が'98年2月末まで8000円、同3月から1万3000円。また、マイク付きの学割パックが1万2000円、となっている。(報道局 佐藤和彦)

http://www.ibm.co.jp/

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