10月8日から12日まで幕張メッセで開催されていた「東京ゲームショウ2008」。一般公開初日の10月11日のTGS終了後の幕張メッセに、ゲーム大好きなミュージックアーティスト8組が集結し、照明の落とされたTGS会場でライブやパフォーマンスを披露した。
このGMTは、ゲームと音楽をもっと良い関係を作ろうという意味を込められたイベントで、「GAME,MUSIC,TGS」の頭文字をとって命名されているのだ。出演するアーティストたちはゲームミュージックを制作するユニットやゲーマーとして知られるアーティストたちとなっており、個性的なライブやパフォーマンスの数々の写真を中心にお伝えしよう。
“オーラルヴァンパイア”
協賛のMySpaceで開催された「GMTフロントアクトオーディション」で優勝し、同イベントへの出演する権利を獲得した“オーラルヴァンパイア”がファーストアクターとしてステージに姿を見せた。
彼女たちは吸血女性エキゾチカと仮面の男性レイブマンの2人組で、ニューウェーブやポストパンク、90年代テクノなどを下地に独自のミュージックシーンを形成するユニット。
“GhM SoundTeam”
2番手として登場したのは、「花と太陽と雨と」シリーズなどを手がけるゲーム制作会社「グラスホッパー・マニファクチュア」のサウンドチーム“GhM SoundTeam”。彼らはゲーム制作に限らずゲームへの楽曲提供などもしており、今回のライブでは「ノーモア★ヒーローズ」の「N.M.H.G.M.T」や同社がゲームの開発も担当した「花と太陽と雨と -終わらない楽園-」の「Welcome to Losspass 2」、beatmaniaIIDX 14 GOLDの「PentaCube Gt.(RX-Ver.S.P.L)」、GOD HANDの「俺の右手はゴッドハンド」の4曲を演奏した。
“TENORI-ON”
TENORI-ONとは、メディアアーティスト岩井俊雄とヤマハのコラボーレーションで生まれた、ヤマハの提唱するまったく新しいタイプの「楽器」だ。今回は、デモンストレーションライブとして、ヤマハから西堀氏が登場。TENORI-ONを使って楽曲制作を行ない、来場したオーディエンスや出演者たちのド肝を抜いていた。ちなみにTENORI-ONは、1つ1つ手作りのため、大量生産ができない。そのため価格はややお高めの12万1000円となっている。
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