フェイス パーツ館に、歴代のデスクトップCPUをショーケースに並べた「20世紀CPU年表」が出現した。壁一面にCPUが展示されている様は、まるで博物館に見学に来ているような印象を受ける。
この展示は、1999年以前のインテル、AMD、サイリックスなどのデスクトップCPUを集め、年代順に並べて展示するという同店の企画が実現したものだ。展示されているCPUはフェイス パーツ館のオープン当時に、ユーザーに提供を呼びかけて収集したもの。インテルの「i486 DX」やAMDの「K6-II」などの往年の名プロセッサをはじめ、スロットタイプの「Pentium」や未開封のインテル「80487SX」などが展示されている。古くからの自作PCマニアには懐かしく、自作PCの世界に最近足を踏み入れた人には珍しく映るのではないだろうか。自作PCユーザーなら、秋葉原に訪れた際に是非このCPU年表を見ることをオススメする。テクノロジーの進化や、CPUメーカーの試行錯誤が感じ取れるに違いない。
